2016/09/22

いか人参



尾崎 高行:破れ碗

 晩秋から冬にかけて人参が甘く美味しくなってきます。

 人参が好きな私は必ずこれを作ります。人参の甘味とスルメの滋味深いおいしさの、松前漬ではないパリパリと食感の良いサラダ感覚の漬物です。松前漬のルーツとも言われています。

ごはんが何杯でも食べられます。もちろん酒のアテにも。

 私が作るレシピを掲載します。(作りやすい分量)

  • 人参   1本半(約300g)
  • スルメ  1枚(約30g)
  • 酒     大さじ6
  • 味醂   大さじ4
  • 醤油   大さじ8
  • 鷹の爪  少量
  1. スルメはハサミで3cm幅に切り、2~3mmの細切りにする。
  2. 人参はスルメより太めの3~4mmの細切りにして、ザルにあけ熱湯をかける。
  3. 鍋に酒・味醂・醤油を入れ軽く火にかけ、冷ましておく
  4. 密閉できる容器にスルメ・人参・鷹の爪・冷めた調味液を入れ混ぜて漬け込む。
  5. 2~3日したら食べ頃です。約一週間冷蔵庫で保存が効きます。
いか人参は元々福島の郷土料理です。私の叔母が福島の出身でしたので、子供の頃よく食べた記憶があります。
 
 人参も「長人参」と言って、通常の人参に比べると長くて風味の強いモノを使います。もちろん通常の人参でも美味しく出来ます。

 人参は食感が大事なので、お湯をかけて「パリッ」とさせます。 調味液はよく冷ましてからつけて下さいね。温かいまま漬けると、スルメの生臭みが出てしまいます。

 今回はシンプルに作りましたが、スルメと人参の風味が一番感じられ、私は一番好きです。

 昆布を入れたり、生姜や柚子などを入れても美味しいです。調味液も好みで調節して下さいね。砂糖を少し入れると味に丸みが出ます。ニンニクとオリーブ油を加えて洋風にもなりますね。

 そのまま食べるだけでなく、ゆがいた青菜や納豆に混ぜたり、お好み焼きや天ぷらの具材などに使えますので重宝します。

 これからの季節に是非お試し下さい。