2015/11/15

焼き芋とブルーチーズの和え物  


中田 篤:片口
 



冬の風物詩 “焼き芋”
 
おやつのイメージが強いですが、ブルーチーズと合わせると立派な酒の肴になります。
 
アツアツの焼き芋(市販でOK)を一口大に切り、常温に戻したブルーチーズ・クリームチーズを和えるだけ。口にすると、焼き芋の甘さ、ブルーチーズのコク・香り・塩分、芋の蜜が焦げた香ばしさの波状攻撃が始まります。
 
今回の分量を記しておきます (約二人前)
 
焼き芋 100g
ブルーチーズ 30g  (ゴルゴンゾーラドルチェ)
クリームチーズ 15g  (キリ)
 
 天盛(上に乗っている物)は刻んだ柚子の皮を、一回煮こぼし、柚子の果汁と少量の砂糖で軽く煮た物です。「甘み少なめの柚子ジャム」です。こちらはなくても構いませんが、柚子の爽やかな酸味と香りが加わることで、焼き芋の甘味とチーズのコクがより膨らみます。 マーマレード(甘味少なめを水でさっと洗って)でもいいですよ。
 
 芋の分量とチーズの加減はお好みで・・・。ブルーチーズを多目にすれば、チビチビいける酒の肴になりますし、お子様がいらっしゃるのなら、クリームチーズだけでも十分美味しいです。

 焼き芋が手に入らなければ、蒸かしたサツマイモでも大丈夫です。 ただ、蒸かしたサツマイモは冷めると固くなるので、熱いうちに軽くマッシュしてから合わせるのと、焼き芋ほどの甘さがないので、黒蜜や蜂蜜で甘さを足すとより美味しく頂けます。

 焼き芋・ブルーチーズ・柚子と、不思議な組み合わせに思えるかもしれませんが、甘いかぼちゃにクリームチーズやブルーチーズにコンフィチュール(ジャム)を合わせて召し上がるのと同じ感覚です。

 合わせるお酒は、しっかりした赤ワインやシャンパン・芋焼酎のお湯割りなど・・・。焼き芋焼酎があると尚 いいですね。 日本酒もおすすめです。 

 盛り付けですが、冬なのであまり余白を取りすぎたり、食材を盛った形が富士山の様に尖っていると見た目が寒々しく感じます。雪で作る「かまくら」のふっくらしたイメージで丸みを持たせて盛り付けると、この季節でも暖かさを感じられます。