2016/04/14

ブルーチーズとかぼちゃの和え物

             
木村 容二郎:赤化粧碗

  桜も散り、春の終わりを感じます。

 そろそろお酒も、ふくよかな味のモノから軽目でスッキリしたものに変わる頃でしょうか?

 私はブルーチーズが好きで、季節を問わず赤ワイン以外のお酒でも楽しみたいので、いろいろ考えます。

 今回のレシピは、「かぼちゃのブルーチーズサラダ」を作ろうとしたらレーズンが無く、家にある代用品を使ったら以外に美味しかったのがきっかけです。



 今回の分量を記しておきます (2人前)

  •  カボチャ 200g(皮付き・種無しの状態のもの)
  •  ブルーチーズ 50g(今回はゴルゴンゾーラ・ドルチェ)
  •  甘納豆 30g
  •  白すり味噌 20g
  •  太白胡麻油 20cc
  1. カボチャは蒸し(電子レンジでもOK)、熱いうちにスプーンで身を取り出します。
  2. 熱いうちに身を粗くつぶし、白すり味噌・太白胡麻油を混ぜます。
  3. 甘納豆・ちぎったブルーチーズを軽く混ぜます。
  4. うつわ盛り付けて完成です。

 甘塩っぱさが美味しいおつまみです。

 ブルーチーズと甘納豆がお互いの良さを引き出して、後引く美味しさを表現しています。

 カボチャにチーズは王道の美味しさですし、フランスではブルーチーズに蜂蜜をかけて食べたり、貴腐ワイン(蜂蜜みたいにコクのある甘さの白ワイン)と共に食するので、この3つが合う事が想像できます。
 とはいえ、ブルーチーズと甘納豆は異国の食べ物なので、つなぎが必要になります。

 今回、つなぎに使ったのが白味噌です。味噌はブルーチーズと同じ発酵食品であり、元々豆を原料としているので、甘納豆の豆との相性も抜群です。柏餅に使われる味噌あんや群馬の焼きまんじゅうの甘めの味噌など、甘さとの相性も知るところです。

 かぼちゃが必ず入る、山梨の「ほうとう」も味噌味ですね。 これで、カボチャ・チーズ・甘納豆の3つが味噌によって繋がりました。

 今回使用した甘納豆は、アズキの甘納豆を使いました。金時豆や白インゲンの甘納豆でもOKです。見た目がレーズンに似ているので、「レーズンかな?」と思って食べたら、甘納豆だったという意外性が欲しくて、アズキの甘納豆を使いました。

 日本酒に合わせるなら、酒粕などをいれても美味しくなります。

 また、クラッカーや薄く切って焼いたフランスパンに乗せて、ブルスケッタにしても美味しいです。その時は太白胡麻油ではなく、生クリームやバター・EXバージン油でも美味しいですよ~。
 
 今回うつわは、木村容二郎さんの赤化粧飯碗を使用しました。
 
 しっとりと濡れたような赤に、カボチャのオレンジとブルーチーズの淡い萌えるグリーンが映えます。
 
 落ち着いたうつわですので、色味も色数も抑えてみました。個性の強い味覚ですが、色合いの落ち着きでそれを感じる事なく、口に運ぶことが出来ると思います。
 
 飯碗だから盛るのはご飯だけ・・・という方がいらっしゃいますが、それはもったいない。カップだからコーヒーか紅茶。湯呑だからお茶と、固定観念決めつけてしまうと、うつわの楽しみが減ってしまいます。
 
料理もうつわも固定観念を外すと、楽しみが増えていきます 固定観念を外してみましょう。